30日の主な要人発言(時間は日本時間)

30日07:09 ベッセント米財務長官
「日本の代表団が明日私のオフィスを訪れる」
「中国との通商交渉は停滞しているが、今後数週間に進展を見込んでいる」
「欧州連合(EU)との交渉進展も見込んでいる」
「今年度の財政赤字は昨年度よりも縮小する見通し」
「2028年までに、米債務のGDP比での安定を見込む」
「財政規律重視のタカ派に共感している」

30日08:24 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「インフレ抑制を継続するには、緩やかに制限的な金融引き締め政策が必要」
「労働市場が堅調を維持しインフレが低下すれば、今年2回の利下げは理にかなっているだろうが、起こり得るリスクの範囲は広い」
「雇用市場の弱体化も懸念している」

30日09:07 植田日銀総裁
「企業による積極的な賃金・価格設定行動が続いていることを認識」
「物価見通しの下方修正は、関税の景気への影響などを織り込む」
30日09:20 植田日銀総裁
「国債市場の動向は、しっかり点検して6月中間評価に繋げたい」
「短期金利操作は、目標達成のために行う」
「保有国債の含み損は収益には影響与えない」
30日09:32 植田日銀総裁
「ETF、複数の原則満たすような処分方法を見つける」
「ETFの分配金収入、利上げに伴う収益のマイナスを打ち消す1つの要素」
「ETF分配金収入なければ日銀財務は下押される」
「財務状況によって、日銀の政策が左右されることはない」

30日09:11 トランプ米大統領
「米連邦最高裁が米国際貿易裁判所の判断を覆すと期待している」
30日09:27 トランプ米大統領
「米国際貿易裁は、切実に必要な関税を巡り米国に不利な判決下した」
「米国際貿易裁の判決は非常に間違っており、非常に政治的だ」
「米大統領は、経済的・財政的損害を与えている者から米国を守る権限を与えられるべき」
30日21:11 トランプ米大統領
「中国は米国との合意に違反した」

30日09:29 ローガン米ダラス連銀総裁
「関税は少なくとも一時的にインフレ押上げの可能性」
「高いインフレ期待が定着すれば、是正にコストがかかる」

30日10:22 赤沢再生相
「ベセント財務長官などと関税に関して協議することになる」
「これまでの協議や経済安保上の協力協議することになる」
「一連の関税措置は遺憾であるとの立場守りながら一致点を見いだしたい」
「2週連続の電話会談で石破トランプ両首脳の信頼関係積みあがってきているのを念頭に協議」
「米判決、日本と同様三審制の国なので確定的な裁判でない」
「サミット前の日米首脳会談、可能性ゼロでないが時間的には相当タイト」

30日13:06 テイラー英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「より緩和的な金融政策路線を取る必要があった」
「急速なインフレ一時的な要因によるもの」
「リスクは下振れシナリオに積み上がっている」
「経済見通しについてかなり懸念している」
「米国の関税が輸入に与える影響は2025年を通じて拡大する」

※時間は日本時間

(岩間)
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