欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上値が重い

 2日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では142.80円と17時時点(142.90円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。欧州勢のドル売り参入の流れが継続し、142.78円まで下落後の戻りが143円手前に留まるなど、上値重く推移。その後先月27日以来となる142.76円まで一段安となった。

 ユーロドルは上昇一服。20時時点では1.1415ドルと17時時点(1.1423ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。ドル売りの流れの中で一時1.1437ドルまで上昇して17時前に付けた本日高値に並ぶも、一段の買いにはつながらず。買いの勢いが一服すると1.1410ドル台までやや押し戻された。

 ユーロ円は弱含み。20時時点では163.02円と17時時点(163.24円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。17時過ぎに163.08円付近まで下押し後に切り返すも162.30円台に留まると、その後はドル円やユーロドルの下げが重しとなって163.00円まで下落して日通し安値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.76円 - 144.17円
ユーロドル:1.1341ドル - 1.1437ドル
ユーロ円:163.00円 - 163.62円


(川畑)
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