ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、伸び悩み

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。2時時点では143.52円と24時時点(143.46円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領から中国を訪問する意向であることが伝わると、米中貿易交渉への期待感から一時143.97円まで本日高値を伸ばした。もっとも、144円台回復とはならず、上昇に転じていたダウ平均が再びマイナス圏に沈んだことも重しに143.50円台まで押し戻されている。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.1447ドルと24時時点(1.1457ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。節目の1.1500ドルを前に頭を抑えられると、その後は1.14ドル台半ばで動きが鈍くなった。なお、「欧州中央銀行(ECB)当局者の話として7月のECB会合で利下げ休止を見込んでいる」との報道が伝わったが、特段反応は見られなかった。

 ユーロ円は2時時点では164.30円と24時時点(164.37円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。164.67円まで上昇した後は164円台前半まで上げ幅を縮めるなど、総じてドル円につれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.53円 - 143.97円
ユーロドル:1.1405ドル - 1.1495ドル
ユーロ円:162.90円 - 164.67円


(越後)
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