東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い一服

 6日午後の東京外国為替市場でドル円は買い一服。17時時点では143.90円と15時時点(143.86円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。東京時間午前から続くドル円の買い戻しの流れが継続し、米株指数先物が上げ幅を広げると16時過ぎには144.14円まで一時強含んだ。ただ、米10年債利回りがわずかながら低下したことなどで買いは一服となり、143.80円台まで押し戻された。

 ユーロドルは小幅安。17時時点では1.1427ドルと15時時点(1.1435ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル高が進むと、ユーロドルも頭が抑えられた。欧州入り後からユーロスイスフランの売りが出ていることも重しになり1.1421ドルまで小幅に売り込まれた。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では164.44円と15時時点(164.51円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。堅調に推移したドル円に連れて164.78円まで強含んだ。ただ、独DAXが軟調に推移する中で買いの勢いも弱く、上値は重く164円前半まで戻している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.45円 - 144.14円
ユーロドル:1.1421ドル - 1.1457ドル
ユーロ円:164.15円 - 164.78円


(松井)
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