東京マーケットダイジェスト・11日 円上値重い・株高

ドル円:1ドル=144.99円(前営業日NY終値比△0.12円)
ユーロ円:1ユーロ=165.60円(△0.09円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1422ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:38421.19円(前営業日比△209.68円)
東証株価指数(TOPIX):2788.72(△2.48)
債券先物6月物:139.34円(△0.20円)
新発10年物国債利回り:1.455%(▲0.020%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
      <発表値>   <前回発表値>
5月企業物価指数
前月比    ▲0.2%    0.3%・改
前年同月比   3.2%    4.1%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。「米中協議ではジュネーブ合意実施の枠組みで合意」との報道が伝わったことを受けて8時過ぎには一時145.16円まで値を上げたが、「米連邦高裁がトランプ関税の差し止め命令の効力停止延長を認める」と伝わると一転して144.66円まで失速した。ただ、日経平均株価が堅調に推移したことで下値は堅かった。午後には時間外の米10年債利回りが上昇したことも支えに日通し高値となる145.25円まで値を上げた。

・ユーロドルは頭が重い。朝方に1.1439ドルまで買われたが、昨日高値の1.1448ドルが目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩み。ドル円や米長期金利の上昇に伴う売りも出たため1.1406ドルまで値を下げた。

・ユーロ円は強含み。米中合意の報道を受けて165.81円まで上昇した後は165.30円台まで下げる場面も見られたが、午後には再び高値圏に切り返している。

・日経平均株価は4日続伸。昨日の米半導体関連株が上昇したことを受けて東京エレクトロンなどの値嵩株が相場をけん引した。上げ幅は一時300円を超える場面もあった。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。超長期債の発行減額の観測が相場を支え、午後には一時139.37円まで上値を伸ばした。


(越後)
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