株式明日の戦略-日銀会合を消化して38500円台を回復、半導体株買いが盛り上がる
17日の日経平均は続伸。終値は225円高の38536円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり955/値下がり593。米国で半導体株が強かった流れを受けて、レーザーテックやディスコなど半導体株が軒並み大幅高。前日に急伸したアドバンテストも2%超上昇した。データセンター需要増への期待が高まったか、東電HD、北海道電力、九州電力など電力株の一角に強い動きが見られた。ソフトバンクGなど大型グロース株の動きが良く、任天堂、DeNA、コナミGなどゲーム株が全般堅調。決算を材料にプロレドパートナーズが値を飛ばした。
一方、ファーストリテイリング、良品計画、神戸物産など小売の一角が軟調。大林組や清水建設など建設株が弱く、内需株やディフェンシブ色の強い銘柄は総じてさえなかった。証券会社が投資判断を引き下げたチヨダが大幅安。グロース銘柄では1Q決算が失望を誘ったテラドローンが6%を超える下落となった。
日経平均は日銀会合を無難に消化して3桁の上昇。前引けが38501円、大引けが38536円で、後場は動意自体が限られた。ここ数カ月の値動きからは38500円は天井感が意識される水準であったが、この近辺で伸び悩んだにもかかわらず、大きく失速することはなかった。6月11日に38529円まで上昇した後に失速したものの、38000円を割り込んだのは13日の1営業日のみにとどまり、早々に38500円台を回復してきた。売り圧力がかなり和らいでいることがうかがえる。
きのうはアドバンテストが派手に上昇し、きょうはアドバンテストを含めて多くの半導体株が大きく上昇した。米国でもエヌビディアだけでなく多くの半導体株の動きが良くなっており、半導体株ラリーに対する期待が高まりつつある。米国では本日からFOMCが開催される。政策金利は据え置きが濃厚だが、そのことが米長期金利の上昇を招かなければ、米国のグロース株には悪くない地合いが想定される。日経平均は半導体株が強く買われたきのうときょうは陽線を形成しているだけに、ここで値を消すことなく、もう一段の上昇が見られるかに注目したい。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり955/値下がり593。米国で半導体株が強かった流れを受けて、レーザーテックやディスコなど半導体株が軒並み大幅高。前日に急伸したアドバンテストも2%超上昇した。データセンター需要増への期待が高まったか、東電HD、北海道電力、九州電力など電力株の一角に強い動きが見られた。ソフトバンクGなど大型グロース株の動きが良く、任天堂、DeNA、コナミGなどゲーム株が全般堅調。決算を材料にプロレドパートナーズが値を飛ばした。
一方、ファーストリテイリング、良品計画、神戸物産など小売の一角が軟調。大林組や清水建設など建設株が弱く、内需株やディフェンシブ色の強い銘柄は総じてさえなかった。証券会社が投資判断を引き下げたチヨダが大幅安。グロース銘柄では1Q決算が失望を誘ったテラドローンが6%を超える下落となった。
日経平均は日銀会合を無難に消化して3桁の上昇。前引けが38501円、大引けが38536円で、後場は動意自体が限られた。ここ数カ月の値動きからは38500円は天井感が意識される水準であったが、この近辺で伸び悩んだにもかかわらず、大きく失速することはなかった。6月11日に38529円まで上昇した後に失速したものの、38000円を割り込んだのは13日の1営業日のみにとどまり、早々に38500円台を回復してきた。売り圧力がかなり和らいでいることがうかがえる。
きのうはアドバンテストが派手に上昇し、きょうはアドバンテストを含めて多くの半導体株が大きく上昇した。米国でもエヌビディアだけでなく多くの半導体株の動きが良くなっており、半導体株ラリーに対する期待が高まりつつある。米国では本日からFOMCが開催される。政策金利は据え置きが濃厚だが、そのことが米長期金利の上昇を招かなければ、米国のグロース株には悪くない地合いが想定される。日経平均は半導体株が強く買われたきのうときょうは陽線を形成しているだけに、ここで値を消すことなく、もう一段の上昇が見られるかに注目したい。