欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小安い

 24日の欧州外国為替市場でドル円は小安い。22時時点では144.98円と20時時点(145.09円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。本日予定されているパウエルFRB議長の議会証言の原稿が公表されたものの、これまでの見解と変わらなかったことで、本日のNYカットオプション145.00円周辺での値動きが続いた。
 なお、パウエルFRB議長の議会証言原稿では「関税の引き上げはインフレ率を押し上げ、経済活動を圧迫する可能性が高い」「長期的なインフレ期待は2%の目標と整合的」「FRBは政策調整を行う前に、経済の動向をより深く見極めるのに適した状況にある」などと伝わった。

 ユーロ円は小安い。22時時点では168.19円と20時時点(168.26円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。材料難の中、168円台前半での値動きに終始した。
 
 ユーロドルは小高い。22時時点では1.1600ドルと20時時点(1.1596ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。パウエルFRB議長の議会証言を控えたポジション調整の買いで、1.1615ドル前後まで強含む局面があったものの、NYカットオプション1.1600ドル周辺での値動きに終始した。デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁は「基調的なディスインフレの流れは、原油価格の上昇にも関わらず変わっていない」と述べた。

 ドル/カナダドル(CAD)は、5月カナダ消費者物価指数(CPI)が前年比+1.7%と予想通りだったことで、1.3710CAD前後でもみ合いとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.85円 - 146.19円
ユーロドル:1.1575ドル - 1.1622ドル
ユーロ円:168.06円 - 169.28円


(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。