ニューヨーク外国為替市場概況・2日 ドル円、3日続伸

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は148.36円と前営業日NY終値(147.18円)と比べて1円18銭程度のドル高水準だった。日本の政局不安が高まる中、全般円売りが先行。対欧州通貨中心にドル買いが進んだ影響も受けて、22時前に一時148.94円と8月1日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、200日移動平均線が位置する148.87円付近がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。8月米製造業PMI改定値や8月米ISM製造業景況指数が予想より弱い内容だったことも相場の重しとなり、23時30分前に147.94円付近まで下押しした。
 もっとも、引けにかけては再び強含む展開に。4時前には148.53円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは4営業日ぶりに反落。終値は1.1640ドルと前営業日NY終値(1.1711ドル)と比べて0.0071ドル程度のユーロ安水準だった。仏政治リスクや英財政悪化への懸念から、欧州債利回りが上昇すると投資家心理が悪化し、欧州株安とユーロ安が進んだ。22時前には一時1.1613ドルと日通し安値を付けた。低調な米経済指標を受けてユーロ買い・ドル売りが入ると1.1683ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
 なお、フランスでは8日に内閣信任投票が実施される。バイル首相はこの日、極右の国民連合(RN)を実質的に率いるルペン氏と同党のバルデラ党首と協議したと伝わったものの、市場では「8日の投票で信任を得るのは難しい」との見方が優勢となっている。

 ユーロ円は4日続伸したものの、NY市場では上値の重さが目立った。終値は172.70円と前営業日NY終値(172.36円)と比べて34銭程度のユーロ高水準。日本の政局不安に伴う円売りが出たものの、仏政治・財政の先行き懸念からユーロ売りが強まると172.63円付近まで下押しした。

本日の参考レンジ
ドル円:147.05円 - 148.94円
ユーロドル:1.1613ドル - 1.1718ドル
ユーロ円:172.28円 - 173.41円

(中村)
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