17日香港株=軟調な展開か、中国経済指標の発表前に持ち高調整

 17日の香港市場は軟調な展開か。週明け20日に中国の2025年7-9月期国内総生産(GDP)や9月の小売売上高などの主要経済指標が発表されるとあって、持ち高調整の売りが出ると予想する。貿易を巡る中国と米国の対立激化も引き続き警戒されており、前日の米株安が地合いを悪化させるだろう。

 もっとも、売り一巡後は下げ渋る展開があり得る。米長期金利の低下が支えとなりそうだ。16日のNY市場で、長期金利の指標となる10年債利回りが一時3.96%と4月上旬以来の水準に低下する場面があった。中国政府が打ち出す経済政策への期待も根強い。中国共産党は20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、新たな5カ年計画を協議する予定。

 16日のNY株式相場はダウ平均が続落。不良債権問題で一部地銀株が急落し信用不安が広がったことや、政府閉鎖の長期化問題がセンチメントの悪化につながった。ハイテク株主体のナスダック総合は反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)、銀行株の中国建設銀行(00939)が香港終値を下回った半面、不動産管理の華潤万象生活(01209)が上回って引けた。
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