欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下値が堅い

 20日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。20時時点では150.68円と17時時点(150.74円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。17時30分過ぎに一部通信社が、「日銀が29-30日の金融政策決定会合で、今年度の実質国内総生産(GDP)見通しを引き上げる可能性」を複数の関係者の話として報じた。報道後、徐々に円買いが強まると150.28円までドル安円高が進んだ。
 もっともその後、自民党と日本維新の会のトップが連立政権合意書に署名したことが伝わり、既定路線ではあったものの高市トレードへの期待感が再び強まった。夜間取引の日経平均先物が強含み、為替は円売りに傾くと、ドル円は150.80円台まで切り返す場面があった。

 ユーロ円は下げ幅縮小。20時時点では175.59円と17時時点(175.80円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。日銀のGDP見通し上方修正の可能性が報じられると、ドル円と同様に下値を試して175.25円まで日通し安値を更新した。その後はドル円の切り返しに歩調を合わせ、一時175.80円超えまで持ち直した。

 ユーロドルはじり安。20時時点では1.1653ドルと17時時点(1.1662ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。戻り鈍いまま、一時17日安値に並ぶ1.1651ドルまでユーロ安に振れた。先週末に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が発表したフランス格下げの影響が残っているもよう。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.28円 - 151.20円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1676ドル
ユーロ円:175.25円 - 176.37円


(小針)
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