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株式明日の戦略-主力グロース株が弱く大幅安、TOPIXは相対的に値を保つ

 23日の日経平均は大幅続落。終値は666円安の48641円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり963/値下がり599。IHIや三菱重工など防衛関連が地合いの悪い中でも買われており、川崎重工が8%を超える上昇。フジクラや住友電工など電線株の一角に資金が向かった。原油高を手がかりにINPEXや石油資源開発が大幅上昇。日経新聞の造船に関する記事を材料に三井E&Sやジャパンエンジンコーポレーションなど船舶関連が物色されており、名村造船や内海造船が急騰した。

 一方、ソフトバンクGが4%を超える下落。東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコなど半導体株が軒並み大きく下落した。直近で「ステーブルコイン」関連として注目を集めていたインタートレード、アステリア、Speeeなどが急落。25.12期業績の下方修正リスクについて言及したインフォメティスがストップ安比例配分となった。

 グロース市場に新規上場したサイバーソリューションズは、高い初値をつけたものの、終値は初値を下回った。

 日経平均は大幅安。プライムでは値上がり銘柄が多かったが、きのうのような戻りは見られず、終日軟調に推移した。ソフトバンクGや半導体株など主力グロース株の影響を受けやすくなっており、あすも振れ幅が大きくなるとみておいた方が良い。

 米国では政府閉鎖が長期化して経済指標の発表が遅れているが、金曜24日には9月の消費者物価指数(CPI)が発表されるもよう。10月28~29日にFOMCが控えているだけに、本日の米国株はCPIの発表を前に様子見姿勢が強まると思われる。決算を発表したテスラやIBMは時間外の動向から下落が予想されるだけに、買いの方がより手控えられそうだ。

 外部環境の好転が期待しづらい中、あすは日経平均よりもTOPIXに注目しておきたい。日経平均はきょうの下げ(終値は48641円)で5日線(48806円、23日時点、以下同じ)を下回ったが、TOPIX(終値は3253p)は5日線(3237p)を上回っている。騰落率(前日比)も日経平均の1.35%安に対してTOPIXは0.39%安と値を保っている。きのうもきょうも日経平均の値動きが不安定な割には買われている銘柄は多く、日本株に天井感が出てきているとまでは言えない。TOPIXが5日線より上をキープできるかどうかがポイントで、キープできるようなら仮に日経平均が下に値幅が出たとしても、日本株全体ではそれほど警戒感は高まらないだろう。


(小針)
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