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株式明日の戦略-あすは早くも5万円乗せなるか

 20日の日経平均は大幅反発。終値は1603円高の49185円。10月9日の終値48580.44円を上回り、史上最高値を更新した。米地銀の信用不安や国内政局不安などの後退を受け、売り方の買い戻しを巻き込んで全面高の展開。寄り付きの700円を超える上昇からも買いは止まらず、高値引けとなった。

 プライム市場の売買代金は概算で5兆2800億円。騰落銘柄数は値上がり1456/値下がり132となった。業種別では全業種が上昇した。
 売買代金上位では、AI関連が引き続き上昇のけん引役となった。キオクシアHDが約9%の上昇となったほか、任天堂が続伸。業績期待が続いた安川電機なども上値を伸ばした。米地銀の信用不安後退を受けて、三菱UFJやみずほFGなどメガバンクに買い戻しが意識された。一方、ネットストアの物流障害の影響でECサイトを停止していると発表した良品計画が軟調、JX金属には利益確定売りが続いた。
 値上がり率上位では、投資会社が対抗TOBを発表したデジタルHDが急騰。ステーブルコイン関連としてアステリアが急反発となり、古野電気が上値追いのモメンタムが続いた。国内証券が目標株価を引き上げた霞ヶ関キャピタルが大幅反発となったほか、ANYCOLORやフィックスターズなどが個別材料で買われた。一方、値下がり率上位では、25.9期の連結営業利益予想を下方修正したアンビスHDが一時ストップ安となったほか、ランサムウェア感染によるシステム障害が発生したと発表したアスクルが軟調。サイゼリヤやベイカレントは買い一巡後に下げに転じた。

 あすの東京市場は今晩の米国株の上昇や為替市場の安定があれば、引き続き堅調な展開が予想される。首相指名選挙が行われる予定。新首相に自民党の高市総裁が決まれば改めて買いを誘う展開も期待できるが、石破首相が自民党総裁辞任を表明して以降、日本株は大きく水準を切り上げている。そのため、改めて高市トレードと強調するような展開は想定しづらいが、高市関連とされる安全保障や先端技術などの分野は幅広く、時流に乗ったテーマが多いだけに必然的に関連物色は続くことになろう。
 日銀の氷見野良三副総裁が都内で講演する。9月2日に開催された道東地域金融経済懇談会で同副総裁が利上げに対してやや慎重な姿勢をみせ、円が売られる場面があった。
 今後、日本株上昇のカタリストは、国内要因主導から為替や米国株など外部要因に連動性を強める地合いにシフトしていくことも想定され、国内企業の決算発表を前にドル円の円安方向へ動きが強いインパクトになろう。きょうの日経平均は高値引けで6日ぶりに史上最高値を更新した。テクニカル面では、あすは5日移動平均線の上昇の傾きが強くなる可能性が高く、円安に傾く展開となれば早くも5万円乗せが予想される。

(山下)
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