ニューヨーク外国為替市場概況・24日 ドル円、6日続伸

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は6日続伸。終値は152.86円と前営業日NY終値(152.57円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。9月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.3%/前年比3.0%と予想の前月比0.4%/前年比3.1%を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数が前月比0.2%/前年比3.0%と予想の前月比0.3%/前年比3.1%より弱い内容だったことが分かると円買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時152.30円と日通し安値を付けた。市場では「米関税の影響で上振れリスクがあるとの指摘もあったが、インフレ圧力は想定ほど高くない」「米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げに踏み切るとの見方をより確実にするものになった」との声が聞かれた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。10月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことなどが相場の支援材料となり、153.02円付近まで持ち直した。
 もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.06円や10日の高値153.27円がレジスタンスとして意識されるとやや上値が重くなった。10月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が予想を下回ったことも相場の重しとなり、そのあとは152円台後半でのもみ合いに転じた。

 ユーロドルは小幅ながら3日続伸。終値は1.1627ドルと前営業日NY終値(1.1618ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。9月米CPIの下振れを受けて一時1.1648ドルと日通し高値を付けたものの、21日の高値1.1655ドルや一目均衡表雲の下限1.1656ドルがレジスタンスとして働くと伸び悩んだ。
 なお、米格付け会社ムーディーズはフランスの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表したものの、相場の反応は限られた。

 ユーロ円は5日続伸。終値は177.77円と前営業日NY終値(177.26円)と比べて51銭程度のユーロ高水準。米国株相場の上昇などを手掛かりに円売り・ユーロ買いが先行。23時前に一時177.83円と日通し高値を付けた。ただ、9日に付けたユーロ導入以来の高値177.94円がレジスタンスとして意識されると上昇は一服した。

本日の参考レンジ
ドル円:152.30円 - 153.06円
ユーロドル:1.1601ドル - 1.1648ドル
ユーロ円:177.20円 - 177.83円

(中村)
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