10日香港株=反発して始まるか、中国物価統計の予想上振れが支え

 週明け10日の香港市場は反発して始まるか。前週末のハンセン指数は反落し、10日移動平均線(7日大引け時点で26190.32ポイント)に近い水準で終えただけに、割安感が強まった銘柄を中心に買い直しが入ると予想する。9日発表されたた10月の中国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(工業製品出荷価格:PPI)がともに市場予想から上振れしたことも、地合いの改善につながるだろう。

 もっとも、買い一巡後は上値が重い展開が予想される。人工知能(AI)向け巨額投資への警戒感が高まるなか、米株式相場の上昇をけん引してきたハイテク株が失速している。香港市場でもAI関連株に売りが出れば相場を下押ししそうだ。

 7日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が反発した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は続落した。中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)、製薬の中国生物製薬(01177)、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)が香港終値を上回った半面、新エネルギー車のBYD(01211)が下回って終えた。
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