ニューヨーク外国為替市場概況・11日 ユーロドル、反発

 11日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反発。終値は1.1582ドルと前営業日NY終値(1.1557ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まる中、欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが先行。ADPが発表した米民間雇用者数は10月25日終了週までの4週間に週平均で1万1250人減少したと伝わると全般ドル売りが活発化し、23時前に一時1.1606ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、欧州勢が引けたあとは徐々に商いが細る中、やや伸び悩んだ。取引終盤には一時1.1581ドル付近まで下押しした。

 ドル円はほぼ横ばい。終値は154.16円と前営業日NY終値(154.15円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。欧州序盤に一時154.44円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた約9カ月ぶりの高値154.49円がレジスタンスとして意識されると失速した。NY市場に入り、米国の民間経済指標が労働市場の冷え込みを示すと全般ドル売りが加速し、22時30分過ぎに一時153.67円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値153.36円や一目均衡表転換線153.33円がサポートとして意識されると下げ渋った。取引終了間際には154.18円付近まで下値を切り上げた。
 もっとも、本日はベテランズデーで米債券市場が休場となったため、市場参加者が少なく大きな方向感が出なかった。

 ユーロ円は3日続伸。終値は178.55円と前営業日NY終値(178.15円)と比べて40銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇や株高に伴う円売り・ユーロ買いが出ると一時178.74円と日通し高値を付けた。ただ、10月30日に付けたユーロ導入以来の高値178.82円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服した。

本日の参考レンジ
ドル円:153.67円 - 154.49円
ユーロドル:1.1547ドル - 1.1606ドル
ユーロ円:177.98円 - 178.74円


(中村)
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