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ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ドル円、反落

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は154.56円と前営業日NY終値(154.79円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。過去最長となった米政府機関の一部閉鎖は終了したものの、市場の関心が米政府再開後の経済指標の発表に向かう中、米経済減速への懸念から全般ドル売りが先行した。米国株相場や日経平均先物が大幅に下落したことも相場の重しとなり、一時154.13円と日通し安値を更新した。ダウ平均は一時840ドル超下落したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1280円安の5万0020円まで下げた。
 ただ、前日の安値154.05円や一目均衡表転換線153.93円がサポートとして意識されると下げ渋った。6時過ぎには154.59円付近まで下げ幅を縮めた。米連邦準備理事会(FRB)高官から12月の利下げに慎重なコメントが相次ぎ、米利下げ観測が後退したことも相場を下支えしたようだ。
 なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「12月の金利についてはまだ最終決定していない」「インフレ率を2%に引き下げるにはまだ努力が必要」と述べたほか、ハマック米クリーブランド連銀総裁は「高インフレが依然として続いている」「政策はある程度引き締め的な姿勢を維持する必要がある」などと発言。また、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「インフレ率は3%と依然として高すぎる」「12月の利下げについてはまだ強い意向はない」と話したほか、ムサレム米セントルイス連銀総裁は「金融政策を過度に緩和的にせずに追加的な利下げを実施する余地は限られている」などと語った。

 ユーロドルは3日続伸。終値は1.1633ドルと前営業日NY終値(1.1593ドル)と比べて0.0040ドル程度のユーロ高水準だった。米政府閉鎖の影響で発表が遅れていた米経済指標の内容を見極めたいとの雰囲気が広がる中、全般ドル売りが進行。3時前に一時1.1656ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、10月29日の高値1.1666ドルや28日の高値1.1669ドルがレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米利下げ観測の後退で米長期金利が上昇したことも相場の重し。

 ユーロ円は5日続伸。終値は179.80円と前営業日NY終値(179.45円)と比べて35銭程度のユーロ高水準。2時過ぎに一時179.93円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。ただ、節目の180.00円に接近した場面では戻り売りや利食い売りなどが出たため、やや伸び悩んだ。

本日の参考レンジ
ドル円:154.13円 - 155.01円
ユーロドル:1.1579ドル - 1.1656ドル
ユーロ円:179.23円 - 179.93円

(中村)
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