NY為替見通し=ドル円、米国のインフレ関連指標に要注目か

 本日のNY為替市場のドル円は、来週9-10日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、9月の米PCEデフレーターや12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)での1年先期待インフレ率などを見極めていくことになる。

 米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEデフレーターだが、9月分の数字であるためFOMCでの注目度合いは低いと思われるが、インフレの水準や傾向を見極める意味で注目しておきたい。
 9月米PCEデフレーターは前年比+2.8%と予想されており、8月の同比+2.7%からの伸び率上昇が見込まれている。

 12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:52.0)では、1年期待インフレ率が11月の4.5%からの上下の振れに注目しておきたい。

 来週のFOMCでは、先日のウィリアムズ米NY連銀総裁の利下げ示唆発言や11月のADP全国雇用者数などを受けて、FF金利誘導目標が3.50-75%へ引き下げられる確率は87%前後となっているが、1月FOMCでは据え置かれることが見込まれている。

 今後の注目ポイントは、米連邦最高裁によるトランプ関税の違憲判断の可能性、米財務省による「外国為替報告書」、中旬までに公表されるエプスタイン文書、そして、辞任が噂されているパウエルFRB議長の去就などがあり、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、155.75円(日足一目均衡表・転換線)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、153.62円(11/14安値)



(山下)
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