株式明日の戦略-反発も底打ち期待は高まらず、あすはマイクロンの決算に要注目

 17日の日経平均は3日ぶり反発。終値は128円高の49512円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり662/値下がり882。ナスダック高を受けて半導体関連の動きが良く、キオクシアが商いを伴って7%高。「ダイ・レベル・プローバ」を共同開発すると発表した東京精密とアドバンテストがそろって買われた。かんぽ生命、T&D、第一生命など保険株が全般堅調。上方修正や増配を発表したERIHDがストップ高比例配分となった。

 一方、三菱重工、川崎重工、IHIの防衛大手3社がそろって下落。ブリヂストン、横浜ゴム、住友ゴムなど、タイヤ株の多くが売りに押された。原油安を嫌気してENEOSが大きめの下落。ニッスイはチリ企業の完全子会社発表が買い材料とならず5%を超える下落となった。

 本日、プライム市場に新規上場したSBI新生銀行は、公開価格を上回って始まり、終値も初値を上回った。注目度の高さから商いが活況となり、売買代金は全市場で3位となった。

 日経平均は3日ぶり反発。ただ、大引け(49512円)は前引け(49553円)を下回った。9時4分に安値49077円をつけてプラスで前場を終えていただけに、後場は直近の下げに対する押し目買いが活発になってほしかった。きょうの反発では底打ち期待は高まりづらい。

 本日の米国の引け後には、マイクロン・テクノロジーが決算を発表予定。時間外の値動きがあすの日本の半導体株を大きく刺激することになるだろう。そして、半導体株の動向に全体も大きく振らされることになると思われる。日経平均は5万円台を回復できれば下値不安が和らぐ一方、49000円を割り込んでしまうと底割れに対する警戒が高まる。年末に向けての短期的な方向感を探る意味でも、マイクロンの決算が大きく注目される。

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