6日香港株=買い先行か、米株高を好感 ベネズエラ巡る地政学リスクは限定的か

 6日の香港市場は買いが先行するか。5日の米株高が好感されそうだ。米国がベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領を拘束したことで地政学リスクが意識されたものの、株式市場への影響は限定的との見方が出ている。中国政府による産業支援など、中国の景気対策に対する根強い期待も引き続き地合いを支えるだろう。

 中国本土からの資金流入期待も支援材料。本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は昨年末に売り越しが続いた日もあったが、相互取引が再開した5日には187億2300万HKドルの大幅な買い越しとなった。

 5日のNY市場でダウ平均は594米ドル高と大幅に続伸し、約2週間ぶりに最高値を更新した。トランプ米大統領がベネズエラを統治するとしたことで、世界最大の原油埋蔵量を持つとされるベネズエラで最大の権益を持つシェブロンが5.10%高となったほか、石油関連サービスのSLBが8.96%高、ハリバートンが7.84%高とエネルギー株が軒並み高となった。米景気の好調持続見通しを背景にシティグループやゴールドマン・サックスなどの大手金融株も軒並み上昇した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではアリババ集団(09988)が香港終値を下回った半面、百度(09888)、美団(03690)、テンセント(00700)、HSBC(00005)が上回って引けた。
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