ロンドン為替見通し=ユーロドル、1.17ドルを挟んで小幅の上下続くか

 本日、ユーロ圏ではドイツの11月製造業新規受注、ユーロ圏の11月卸売物価指数(PPI)やユーロ圏12月経済信頼感などを含めた複数の指標発表が予定されているが、ユーロの値幅を伴った動きにつながる可能性は低く、ユーロドルは1.17ドルを挟んでの小幅の上下が続くと見込まれる。

 昨日に発表された、12月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は前年比+2.0%、同コアは+2.3%とともに前月から伸びがわずかに低下した。インフレ率が欧州中央銀行(ECB)の目標である2%近辺での推移が続いており、景気見通しに著しい変化がない限り、政策金利を現在の水準で維持できるとの当局者の見解を後押ししている。また、ドイツの12月失業者数は0.3万人増と、失業者数は増加したが市場予想を下回り、失業率は前月から横ばいの6.3%となった。ドイツの連邦雇用庁は、労働市場は依然として経済の勢いを欠いており、弱い基調が続いているとの見解を示した。

 ECBと米連邦準備理事会(FRB)の金融政策見通しの格差が引き続きユーロドルの下支えとなりそうだが、明日に注目の12月米雇用統計の発表を控え、一方向に大きく傾きにくい。

・想定レンジ上限
 ユーロドルは2日高値1.1765ドル。 
 ユーロ円は5日高値184.06円。

・想定レンジ下限
 ユーロドルは日足一目・雲の上限1.1644ドル。
 ユーロ円は日足一目・基準線182.51円。

(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。