NY株見通しー上値の重い展開か、GMやボーイングなどの決算発表に注目

 今晩は上値の重い展開か。

 昨日はトランプ米大統領がカナダに対して100%関税を課す用意があるとしたことや、ミネソタ州での連邦移民局による2度目の市民射殺事件を受けた政治的混乱や、それによる政府機関閉鎖など財政リスクが意識された。しかしながら、今週決算発表を発表するアップルが2.97%高、メタ・プラットフォームズが2.06%高となったほか、アルファベットも1.63%高とマグニフィセント・セブンの一角が上昇し、相場を押し上げた。

 ダウ平均が313.69ドル高(+0.64%)と反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.43%高と4営業日続伸した。引け後の動きでは、トランプ米大統領が、米韓合意を韓国議会が批准しないとして、韓国に対する関税を25%に引き上げると表明した。

 今晩の取引ではカナダや韓国に対するトランプ関税問題や、連邦移民局による市民射殺事件を受けた政治的混乱、それによる政府機関閉鎖リスクが嫌気され、上値の重い展開か。企業決算では、寄り前にはゼネラル・モーターズや、ユニオン・パシフィック、RTX、ボーイング、ユナイテッドヘルスなどが発表予定。決算実績やガイダンスをにらんだ神経質な展開ともなりそうだ。 なお、水曜日引け後にテスラ、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、木曜日引け後にアップルが発表予定。一巡後は、メガキャップの決算発表を控えた様子見姿勢が強まるかもしれない。

 今晩は米経済指標・イベントは11月S&Pケースシラー住宅価格指数、1月消費者信頼感指数、1月リッチモンド連銀製造業総合指数など。企業決算は寄り前にゼネラル・モーターズ(GM)、ユニオン・パシフィック、RTX、ボーイング、ユナイテッドヘルス、引け後にシーゲート・テクノロジーズなどが発表予定。
(執筆:1月27日、14:00)

(山下)
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