NY為替見通し=ドル円、米新規失業保険申請件数などに要注目か

 本日のNY為替市場のドル円は、前週分の米新規失業保険申請件数や前々週分失業保険継続受給者数などで米国の雇用情勢を見極める展開となる。

 米国2月の雇用統計の調査対象週は今週12日週なので、前週分の米新規失業保険申請件数は反映されないものの、雇用情勢を見極めておきたい。
 前週分の新規失業保険申請件数の予想は22.4万件となっており、前回発表値の23.1万件からの改善が見込まれている。また、失業保険継続受給者数の予想は185.0万人となっており、前回発表値の184.4万人のからの改善が見込まれている。
 予想通りに労働市場が改善傾向にあれば、今週が調査対象週となっている2月の雇用統計への期待感が高まることになる。

 昨日のニューヨーク市場のドル円は、1月の非農業部門雇用者数が前月比+13万人というヘッドラインを受けて、一時154.65円まで上昇していたが、日足一目均衡表・雲の下限154.72円に抑えられて152円台に反落していた。
 この時の2円の急落の背景として、レートチェックが入ったとの観測があるものの、三村財務官は「答えるつもりはない」と述べている。
 本日も、雲の下限を念頭に置きながら、本邦通貨当局の出方に警戒しておきたい。

 また、本日開催される欧州連合(EU)首脳会議では、マクロン仏大統領がユーロ高を協議すると述べていた。先日の欧州中央銀行(ECB)理事会の後の会見で、ラガルドECB総裁がユーロ高を協議したと述べていたことで、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、154.72円(日足一目均衡表・雲の下限)
  ユーロドルの上値目処は、1.1929ドル(2/10高値)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、152.10円(1/27安値)
 ユーロドルの下値目処は、1.1827ドル(日足一目均衡表・基準線)

(山下)
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