NYマーケットダイジェスト・13日 原油高・株安・金利上昇・ドル高(2)

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落。米財務省がロシア産石油に対する制裁を一時的に解除すると発表すると、原油先物相場が下落し株買いが先行した。ダウは一時440ドル超上昇する場面があった。ただ、原油先物相場が上昇に転じると徐々に上値が重くなり、下げに転じた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが売られた。

・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。イラン紛争が長期化するとの懸念が再燃する中、原油先物相場が上昇すると、インフレへの懸念が高まり債券売りが出た。3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値や1月米JOLTS求人件数が予想を上回ったことも相場の重し。利回りは一時4.2885%前後と2月3日以来の高水準を付けた。

・原油先物相場は大幅に3日続伸。米政府が対ロシア制裁の緩和に踏み切り、ロシア産原油の供給期待から一時92ドル台まで下げたものの、売りの流れは長続きしなかった。イラン側が徹底抗戦の構えを見せるなか、トランプ米大統領は「米国は来週、イランを強く攻撃する」と発言。中東戦争の長期化リスクが意識されると99ドル台まで反発した。

・金先物相場は3日続落。中東情勢の緊迫化を背景にこの日も有事のドル買いが進み、ドル建てで取引される金は割高感を意識した売りに押された。

(中村)
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