英首相、EUとの貿易交渉に向けフォアグラ輸入禁止を断念か

 英テレグラフ紙の報道によると、スターマー首相率いる労働党政権は、欧州連合(EU)との新たな貿易協定締結を優先するため、フォアグラの輸入禁止計画を撤回する構えだ。

 動物愛護の観点から長年議論されてきた輸入禁止措置だが、フランスなどの主要な生産国を抱えるEU側との関係改善において、大きな障壁になると判断した模様である。スターマー政権は経済成長の柱としてEUとの結びつき強化を掲げており、今回の判断は実利を優先した形だ。動物愛護団体からの反発は避けられないものの、EUとの包括的な合意形成に向けた「規制の調和」の一環として、妥協を余儀なくされたものとみられる。

(越後)
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