NY株見通しー米・イランの2週間の停戦合意を好感し、大幅上昇か

 今晩は大幅高か。昨日はダウ平均が85.42ドル安(-0.18%)と小幅に反落した一方、ナスダック総合は0.10%高と小幅に5営業日続伸した。トランプ米大統領が設定したイランのインフラストラクチャー攻撃へのデッドラインを米国東部時間午後8時に控えてリスク回避が強まったことで、ダウ平均は一時450ドル以上下落したが、パキスタンが米国に2週間の攻撃延期を提案し、イランにもホルムズ海峡の2週間解放を求めたことで、米国とイランの合意期待が高まり、終盤に買いが優勢となった。引け後の動きでは、パキスタンが提案した2週間の攻撃停止を米国が受け入れ、イランもホルムズ海峡の2週間解放を受け入れた。報道によると、イスラエルも停戦に同意した。

 今晩は米国とイランが2週間の停戦で合意したことや、それを受けて原油相場が大きく反落したことが好感されそうだ。NY原油先物は前日の1バレル112ドル台からアジア時間では96ドル台に大きく低下した。原油高によるインフレ更新懸念や景気悪化懸念が一旦緩和することが期待され、足もとで大きく下落した銘柄を中心に買い戻しが強まりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫、10年債入札、FOMC議事要旨など。このほか、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にデルタ航空、引け後にコンステレーション・ブランズが発表予定。(執筆:4月8日、14:00)
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