ロンドン為替見通し=ユーロドル、4月独IFO企業景況感指数に要注目か

 本日のロンドン為替市場のユーロドルは、4月独IFO企業景況感指数を見極めつつ、中東情勢関連のヘッドラインに警戒していく展開となる。

 4月独IFO企業景況感指数は85.7と予想されており、3月の86.4からの悪化が見込まれている。先日発表された4月独ZEW景況感指数は-17.2で、3月の-0.5から大幅に悪化していたことで、イラン戦争によるネガティブサプライズに警戒しておきたい。

 中東情勢に関しては、イスラエルとレバノンの停戦が10日間から3週間に延長され、本日は米国とイランの第2回和平協議が予定されており、開催先送りの可能性など、関連ヘッドラインに引き続き警戒しておきたい。
 トランプ米大統領は、終戦が合意されるまで、停戦を無期限に延期すると述べていることで、協議が決裂、再延期されても、これまでのような切迫感はない。

 しかし、強硬派のイラン革命防衛隊と穏健派のイラン政府の調整役だったガリバフ国会議長が和平交渉の担当役を辞任したとの報道により、交渉が難航することが警戒されている。

 また、昨日から本日にかけて開催されていた欧州連合(EU)非公式首脳会議では、長期化しているウクライナでの戦争や長期化が懸念されているイランでの戦争、そしてトランプ米政権が北大西洋条約機構(NATO)からの離脱を検討していることなどで、欧州の安全保障に関する協議が予定されていた。非公式首脳会議なので、協議内容は公表されないものの、各国首脳による発言などには注目しておきたい。

 3月英小売売上高の自動車燃料含む(予想:前月比横ばい/前年比+1.1%)、自動車燃料除く(予想:前月比横ばい/前年比+2.0%)では、原油価格上昇による影響を確認しておきたい。

想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1746ドル(日足一目均衡表・雲の上限)
・ユーロ円:187.95円(4/17高値=ユーロ導入以来の高値)
・ポンドドル:1.3544ドル(日足一目均衡表・雲の上限)
・ポンド円:215.91円(4/15高値)

想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1594ドル(日足一目均衡表・雲の下限)
・ユーロ円:185.89円(4/13安値)
・ポンドドル:1.3396ドル(日足一目均衡表・雲の下限)
・ポンド円:213.67円(4/13安値)


(山下)
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