16日香港株=堅調か、米株高を好感 中国の主要経済指標に注目

 16日の香港市場は堅調か。15日のNY株式相場は3営業日続伸。トランプ米大統領が米国とイランの戦争終結合意やホルムズ海峡の再開承認を発表したことで、原油価格が5%近く急落。インフレ圧力の緩和や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた利上げ懸念の後退につながり、市場のセンチメントが大幅に改善した。先週末に新規上場したスペースX株が連日で約20%急騰したことも相場の上昇を後押しした。

 一方、中国では国家統計局が日本時間午前11時に5月の主要経済指標の発表を予定しており、結果によっては相場の波乱要因となりそうだ。市場コンセンサス予想は5月の鉱工業生産が4.3%増、5月の小売売上高が横ばい、1-5月の固定資産投資が2.0%減。

 15日のNY株式相場はダウ平均が0.92%高となり、取引時間中と終値の史上最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も3.07%高と、この日の高値圏で終了。3月31日以来の大幅な上昇率を記録した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、テンセント(00700)やアリババ集団(09988)が香港終値を上回って引けた半面、HSBC(00005)や美団(03690)が下回って引けた。
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