ニューヨーク外国為替市場概況・26日 ユーロドル、小幅続伸

 26日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは小幅続伸。終値は1.1384ドルと前営業日NY終値(1.1370ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下やWTI原油先物相場の下落などを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入り、22時前に一時1.1434ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1473ドルがレジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。市場では「月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが観測された」との声も聞かれた。フィキシング通過後もドル高の流れが継続し、4時30分頃に1.1381ドル付近まで下押しした。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「2026年には1回の利上げを想定」「2027年には金利が据え置かれると予想」と述べたと伝わった。

 ドル円は小幅下落。終値は161.74円と前営業日NY終値(161.79円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。ユーロドルの伸び悩みに伴う円売り・ドル買いが出たほか、ロンドン・フィキシングに絡んだ買いが相場を下支えし、3時前には161.78円付近まで値を上げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し高値161.85円や前日に付けた2024年7月高値に並ぶ161.95円がレジスタンスとして意識されたため、上値も限定的だった。162円の大台を前に政府・日銀による為替介入への警戒感も高まっている。

 ユーロ円は続伸。終値は184.14円と前営業日NY終値(183.96円)と比べて18銭程度のユーロ高水準。22時前に一時184.83円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に弱含む展開に。4時30分前には184.07円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日の参考レンジ
ドル円:161.53円 - 161.85円
ユーロドル:1.1354ドル - 1.1434ドル
ユーロ円:183.72円 - 184.83円

(中村)
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