ニューヨーク外国為替市場概況・25日 ユーロドル、4日ぶり反発

 25日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4営業日ぶりに反発。終値は1.1370ドルと前営業日NY終値(1.1358ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が高まる中、ユーロ売り・ドル買いが先行すると、21時前に一時1.1333ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、前日に付けた昨年5月以来約1年1カ月ぶりの安値1.1325ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米商務省が発表した5月米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想と一致したことが分かると全般ドル売りが進んだ流れに沿って、0時30分過ぎに1.1388ドルと日通し高値を付けた。

 ドル円はほぼ横ばい。終値は161.79円と前営業日NY終値(161.78円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。米利上げ観測を背景に円売り・ドル買いが先行すると、21時前に一時161.95円と2024年7月の高値に面合わせしたものの、そのあとは政府・日銀による為替介入を警戒した売りに押された。米PCEの結果を受けて、23時過ぎには161.57円付近まで下押しした。もっとも、アジア時間に付けた日通し安値161.56円が目先サポートとして意識されると持ち直した。
 なお、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「インフレ率を目標に戻すための政策態勢は整っている」「インフレ率は2%を大きく上回る水準にあり、間違いなく高止まりしている」「インフレを巡る重大なリスクが依然として残っている」などと述べたと伝わった。

 ユーロ円は4日ぶりに反発。終値は183.96円と前営業日NY終値(183.77円)と比べて19銭程度のユーロ高水準。21時前に一時183.42円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。1時30分前には184.10円と本日高値を更新した。ユーロドルにつれた動きとなった。

 メキシコペソは堅調だった。メキシコ中銀はこの日、市場予想通り政策金利を現行の6.50%で据え置くことを決めたと発表。声明では「当面の間、現状維持を続ける方針」を改めて示した。金利発表後もペソを買う動きが継続し、ドルペソは一時17.4788ペソ、ペソ円は9.26円までペソ高に振れた。

本日の参考レンジ
ドル円:161.56円 - 161.95円
ユーロドル:1.1333ドル - 1.1388ドル
ユーロ円:183.42円 - 184.10円

(中村)
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