欧州マーケットダイジェスト・22日 株高・金利上昇・円上値重い

(22日終値:23日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=163.15円(22日15時時点比△0.07円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.16円(△0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1410ドル(△0.0001ドル)
FTSE100種総合株価指数:10716.97(前営業日比△131.06)
ドイツ株式指数(DAX):25155.41(△144.06)
10年物英国債利回り:5.034%(△0.004%)
10年物独国債利回り:3.171%(△0.008%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
6月英消費者物価指数(CPI)
(前月比)   0.1%       0.2%
(前年比)   2.6%       2.8%
CPIコア指数
(前年比)   2.6%       2.6%
6月英小売物価指数(RPI)
(前月比)   0.3%       0.2%
(前年比)   3.0%       3.1%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。「日銀は利上げペースを市場予想よりも加速することに柔軟な姿勢だ」との報道が伝わると、日銀の早期利上げ観測が高まり円買い・ドル売りが先行。日本時間夕刻に一時162.69円と日通し安値を付けた。
 ただ、円買いの勢いは長続きしなかった。中東情勢の緊迫化を背景とした原油高に加えて、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出ると、2時30分過ぎに163.18円付近まで値を上げた。

・ユーロドルは一進一退。日本時間夕刻に一時1.1418ドルまで値を上げたものの、原油先物相場の上昇などを背景としたドル高基調が続く中、上値は限定的だった。19時過ぎには1.1401ドル付近まで下押しした。NYの取引時間帯に入ると一時1.1422ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1429ドルが目先レジスタンスとして意識されると再び上値が重くなった。
 明日23日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前に様子見ムードも強く、大きな方向感は出なかった。

・ユーロ円は日本時間夕刻に一時185.76円と本日安値を付けたものの、すぐに持ち直した。22時30分過ぎには186.19円付近まで値を戻した。ドル円につれた動きとなった。

・ロンドン株式相場は続伸。原油先物相場の上昇などが嫌気されて反落して始まったものの、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢となり上げに転じた。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われ、相場を下支えした。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株も堅調だった。

・フランクフルト株式相場は3日続伸。ただ、中東情勢の緊迫化や原油先物相場の上昇は相場の重しとなり、上値は限定的となった。個別ではエアバス(7.07%高)やGEAグループ(5.65%高)、インフィニオンテクノロジーズ(3.35%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。

(中村)
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