中国人民銀行、LPRを14カ月連続で据え置き

 中国人民銀行(中央銀行)は、事実上の基準金利とされるローンプライムレート(LPR)の1年物を3.0%、5年物を3.5%に維持すると発表した。据え置きは14カ月連続となる。第2四半期のGDP成長率は4.3%と約3年半ぶりの低水準に減速し、追加の景気刺激策を求める声は強い。

 しかし人民銀行は、中東情勢を受けた原油高に伴うインフレ懸念や人民元安圧力を警戒し、大幅な金融緩和には慎重姿勢を崩していない。  現在、政策決定の主軸は7日物リバースレポ金利(1.4%に据え置き)へ移行しており、LPRの据え置きは景気支援と金融市場の安定を図る苦肉の策と言える。

(越後)
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