東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ幅拡大

 23日の東京外国為替市場でドル円は下げ幅拡大。10時時点では156.48円とニューヨーク市場の終値(156.77円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。昨日から続くリスク回避の円買いの流れが止まず、大幅続落となった日経平均株価の動きも重しとなった。一時、先月18日以来となる156.08円まで下げ幅を拡大した。もっとも、東京仲値の値決めにかけては円売りが入ったことで、いったん下げ止まっている。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.1220ドルとニューヨーク市場の終値(1.1216ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。円絡みの取引が中心となっていることで、小幅な値動きにとどまっている。ユーロ円の売りが上値を抑える一方、対円でのドル売りが下値を支え、値幅はこれまでのところ11pips程度に収まっている。

 ユーロ円は年初来安値更新。10時時点では175.57円とニューヨーク市場の終値(175.84円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動きに連れて175.20円まで弱含み、年初来安値を更新した。他、ポンド円は209.25円、豪ドル円は109.49円まで下値を広げるなど、クロス円は全面安となった。
 なお、質への逃避(フライト・トゥ・クオリティ)が進むなか、新興国通貨も対円で売られた。トルコリラ円は過去最安値となる3.14円まで弱含んだほか、ランド円は9.46円、メキシコペソ円は8.33円まで下落した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.08円 - 156.82円
ユーロドル:1.1215ドル - 1.1226ドル
ユーロ円:175.20円 - 176.02円

(松井)
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