NY株見通しーハイテク株を中心に軟調か アマゾンやインテルの決算嫌気

 今晩はハイテク株を中心に軟調か。前日29日のNY株式相場は反落。主要企業の決算発表を受け売りが先行した。アルファベットがフリーキャッシュフローの赤字などを嫌気されて12%超急落したほか、建設部門の売上高が市場予想を下回ったキャタピラーも9%超急落し相場の重荷となった。一方、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する9月個人消費支出(PCE)価格指数は前月比で予想通りの伸びにとどまり、米10年債利回りが低下したことは下値を支えた。ダウ平均は前日比132.54ドル安(-0.25%)、ナスダック総合は1.38%安で終了。S&P500も下落して終了し、主要3指数がそろって4日ぶりに反落した。

 今晩のNY株式市場は、前日引け後に決算を発表したアマゾン・ドット・コムやインテルの大幅安が見込まれ、ハイテク株を中心に軟調な展開となりそうだ。アマゾンは売上高や利益が市場予想に届かず時間外で7%超下落し、インテルも当四半期の弱気な見通しから20%超急落しており、半導体やIT関連株の重荷となる。また、10月最終売買日を迎えるため、月末に伴う持高調整の売りも想定される。一方、寄り前に決算を発表するエクソン・モービルやシェブロンなどエネルギー大手は原油高を背景とした好決算期待が高まっており、相場を下支えできるかが注目される。

 今晩の米経済指標・イベントは7-9月期雇用コスト指数、10月シカゴ地区購買部協会景気指数など。企業決算は寄り前にエクソン・モービル、シェブロン、アッヴィ、バークシャー・ハサウェイなどが発表予定。(執筆:10月30日、14:00)

(松井)
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