イングランド銀行が2023年以来の利上げを決定
イングランド銀行(英中央銀行)は金融政策委員会(MPC)を開催し、政策金利(バンクリート)を25bp(0.25%)引き上げて4.0%とすることを決議した。引き上げ判断は2023年8月以来約3年ぶりとなる。委員会の表決は8対1の賛成多数となり、市場の利上げ予想に沿う決定となった。唯一反対したキャサリン・マン委員は、リスク管理と中央銀行の信認維持の観点から50bpの大幅利上げ(4.25%)を主張した。
利上げ背景には、中東における軍事衝突の継続に伴うエネルギー価格の上昇と、それに伴う二次的波及効果への強い警戒感がある。直近の英国における9月総合消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.5%(前月3.1%)、コアCPIは2.8%(前月2.6%)へ加速しており、中期目標である2.0%を大きく上回っている。また、近年の経済活動データが想定より底堅く推移している点も金融引き締めを裏付ける材料となった。
ベイリー総裁は、中東情勢の緊張緩和が進まない限りエネルギー価格および物価のさらなる上振れリスクが残ると分析。事態の改善が見られない場合、追加利上げを余儀なくされる可能性に言及した。金融市場では来年2月までにさらなる利上げが織り込まれており、エネルギー高が再燃すれば12月の次回会合への前倒し利上げ論も浮上している。一方で、長期的な見通しとしては2027年終盤から2028年にかけて引き下げ局面に移行するとの試算も残されている。
(越後)
利上げ背景には、中東における軍事衝突の継続に伴うエネルギー価格の上昇と、それに伴う二次的波及効果への強い警戒感がある。直近の英国における9月総合消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.5%(前月3.1%)、コアCPIは2.8%(前月2.6%)へ加速しており、中期目標である2.0%を大きく上回っている。また、近年の経済活動データが想定より底堅く推移している点も金融引き締めを裏付ける材料となった。
ベイリー総裁は、中東情勢の緊張緩和が進まない限りエネルギー価格および物価のさらなる上振れリスクが残ると分析。事態の改善が見られない場合、追加利上げを余儀なくされる可能性に言及した。金融市場では来年2月までにさらなる利上げが織り込まれており、エネルギー高が再燃すれば12月の次回会合への前倒し利上げ論も浮上している。一方で、長期的な見通しとしては2027年終盤から2028年にかけて引き下げ局面に移行するとの試算も残されている。
(越後)
