今日の株式見通し-軟調か 米国はFOMCを前に売り優勢
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は228ドル安の31761ドルで取引を終えた。決算が失望を誘ったウォルマートが大幅安となり、消費関連全般に売りが波及。アマゾンなどEC小売も大幅安となったことでグロース株も全般弱く、3指数は取引終盤にかけて下げ幅を広げた。ドル円は足元136円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて235円安の27415円、ドル建てが205円安の27445円で取引を終えた。なお、引け後に決算を発表した銘柄では、時間外でアルファベットが大きく上昇し、マイクロソフトが小幅に下落している。
米国株がFOMCの結果発表を前に大きく下げたことから、日本株も警戒売りに押されると予想する。日経平均は今週に入って閑散相場の様相を強めており、多少水準が切り下がったとしても、このタイミングで積極的に押し目を拾いに行くような動きにはならないだろう。アルファベットの時間外の上昇を受けてもグロース株は買いづらい。原油価格が下落しており、バリュー株も買いづらい。買えるものが少ない分、決算銘柄には値幅を求めた資金が向かうと思われるが、指数は終日さえない動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは27250円-27550円
米国株がFOMCの結果発表を前に大きく下げたことから、日本株も警戒売りに押されると予想する。日経平均は今週に入って閑散相場の様相を強めており、多少水準が切り下がったとしても、このタイミングで積極的に押し目を拾いに行くような動きにはならないだろう。アルファベットの時間外の上昇を受けてもグロース株は買いづらい。原油価格が下落しており、バリュー株も買いづらい。買えるものが少ない分、決算銘柄には値幅を求めた資金が向かうと思われるが、指数は終日さえない動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは27250円-27550円