今日の株式見通し-堅調か 米国株はFOMCを受けて大幅高

 東京市場は堅調か。7月FOMCでは政策金利の0.75%引き上げが決定された。利上げ幅にサプライズがなかった上に、パウエル議長の会見が安心材料となって米国株は大幅高。ダウ平均は436ドル高の32197ドルで取引を終えた。決算を受けたアルファベットやマイクロソフトの大幅高などもあって、ナスダックは4.1%と突出した上昇となっている。ドル円は足元136円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて260円高の28020円、ドル建てが285円高の28045円で取引を終えた。なお、引け後に決算を発表したメタは、時間外では大幅安となっている。

 FOMCを通過して米国株が強い上昇となったことから、日本株も連れ高の展開を予想する。2会合連続の大幅利上げとはなったが、米10年債利回りは低下した。ドル円も落ち着いており、今回の米国市場の反応は楽観ムードを高める。国内ではきのう信越化学が好決算を発表しており、グロース株買いを後押ししそう。メタの時間外の下落が多少重荷となるかもしれないが、それを割り引いても強い動きとなるだろう。日経平均の予想レンジは27900円-28350円
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