東京外国為替市場概況・8時 ドル円、強含み

 8日の東京外国為替市場でドル円は強含み。8時時点では135.16円とニューヨーク市場の終値(135.01円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。市場では「国内の外国為替証拠金取引(FX)業者の取引開始とともに個人投資家が買いに出た模様」との声が聞かれるなか、7時過ぎから買いが強まり、一時135.31円まで値を上げた。一方、昨日高値の135.50円が目先のレジスタンスとして意識されるなど、一段高ともなっていない。

 ユーロドルは上値が重い。8時時点では1.0173ドルとニューヨーク市場の終値(1.0183ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。早朝に1.0192ドルまで小幅に上げる場面があったが、ドル円の上昇に伴って1.0169ドルまで売りに押されている。

 ユーロ円は8時時点では137.50円とニューヨーク市場の終値(137.51円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドルが上下に振れた程度でユーロ円自体は137円台半ばを中心に方向感が出ていない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.86円 - 135.31円
ユーロドル:1.0169ドル - 1.0192ドル
ユーロ円:137.33円 - 137.73円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。