東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上昇一服

 5日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。15時時点では133.28円と12時時点(133.24円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。14時頃にかけてドル買いが持ち込まれると、午前の高値133.36円を超えて133.47円まで日通し高値を更新。もっとも今晩の米雇用統計を控え、既に積極的な取引は手控えられているような感じでもあり、一巡後は133.20円台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円も買い一服。15時時点では136.36円と12時時点(136.36円)とほぼ同水準だった。しっかりとした値動きの日経平均を眺めながら、14時過ぎには136.56円まで上値を伸ばした。もっともその後はドル円の上げ幅縮小に引きずられて136.30円台まで売り戻された。

 ユーロドルは15時時点では1.0231ドルと12時時点(1.0234ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。1.0230ドル付近の狭い値幅での推移が続いた。
 また昨日は英中銀の金融政策発表後から大きく動いたポンドドルだが、本日はここまで1.2130-64ドルの狭いレンジで推移している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.52円 - 133.47円
ユーロドル:1.0228ドル - 1.0252ドル
ユーロ円:135.81円 - 136.56円



(小針)
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