東京外国為替市場概況・10時 ドル円、売り一服

 15日の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。10時時点では143.13円とニューヨーク市場の終値(143.08円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。8時過ぎに142.80円まで弱含む場面があったものの、その後は143.27円まで反発。5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた買いが入ったほか、8月貿易統計で過去最大の貿易赤字を記録したことも材料視された面がある。

 ユーロドルは小安い。10時時点では0.9975ドルとニューヨーク市場の終値(0.9981ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇を受けた売りに押され、一時0.9972ドルまで弱含んだ。

 ユーロ円は10時時点では142.79円とニューヨーク市場の終値(142.70円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。一時142.57円まで売りに押されたが、一巡後はドル円と同様に買い戻しが入り、142.92円まで下値を切り上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.80円 - 143.27円
ユーロドル:0.9972ドル - 0.9985ドル
ユーロ円:142.57円 - 142.92円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。