東京外国為替市場概況・17時 ドル円、戻り鈍い

 14日午後の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。17時時点では143.31円と15時時点(143.84円)と比べて53銭程度のドル安水準だった。日銀のレートチェック報道により円買い介入への思惑が浮上するなか、一時143.18円と本日安値を付けた。

 ユーロ円は軟調。17時時点では143.12円と15時時点(143.57円)と比べて45銭程度のユーロ安水準だった。東京午後からの円高の流れが継続し、一時143.02円まで下値を広げた。また、ポンド円は164.83円、豪ドル円は96.27円まで一時下落した。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では0.9987ドルと15時時点(0.9981ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円が下落したことにつれて0.9960ドル付近まで下げたが、朝方に付けた0.9956ドルを前に下げ渋っている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:143.18円 - 144.96円
ユーロドル:0.9956ドル - 1.0002ドル
ユーロ円:143.02円 - 144.48円

(越後)
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