東京外国為替市場概況・8時 ドル円、買い先行

 14日の東京外国為替市場でドル円は買いが先行。8時時点では144.86円とニューヨーク市場の終値(144.58円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。昨日からの流れを引き継いで買いが先行し、一時144.96円まで値を上げた。ただ、節目の145.00円に観測されているオプション絡みの売りに上値を抑えられ、同水準手前では買いも一服した。

 ユーロドルは下げ渋り。8時時点では0.9969ドルとニューヨーク市場の終値(0.9970ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。朝方からドル買いが進んだ流れに沿って一時0.9956ドルまで下押し。もっとも、ドル円の上昇が一服すると、つれて下げ止まった。

 ユーロ円は8時時点では144.41円とニューヨーク市場の終値(144.18円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いの動きが進み、一時144.46円まで値を上げた。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.55円 - 144.96円
ユーロドル:0.9956ドル - 0.9977ドル
ユーロ円:144.08円 - 144.46円

(岩間)
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