東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

 23日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では142.10円とニューヨーク市場の終値(142.39円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。昨日はアジア時間で日銀によるドル売り介入があったこともあり、東京市場は休場というものの上値が重く10時前には142.06円まで弱含んだ。なお、大手邦銀が祝日だが、介入に備えて出勤をしているもよう。

 ユーロ円は小幅安。10時時点では139.88円とニューヨーク市場の終値(140.08円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げに連れて10時前には139.86円まで小幅に売られた。

 ユーロドルは小高い。10時時点では0.9843ドルとニューヨーク市場の終値(0.9836ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の上値が抑えられたことで、ユーロドルに対してもドル買いが優勢で、0.9840ドル台で小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.06円 - 142.59円
ユーロドル:0.9832ドル - 0.9848ドル
ユーロ円:139.86円 - 140.27円


(松井)
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