欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、もみ合い

 17日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。20時時点では128.87円と17時時点(128.71円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。明日に日銀政策決定会合の結果公表を控えて様子見ムード。米10年債利回りが3.55%台まで上昇したこともあり底堅さはあったが、128円半ばから129円付近の限られたレンジにとどまっている。

 ユーロドルは限定的なレンジで上下。20時時点では1.0821ドルと17時時点(1.0828ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。11月の英平均賃金上昇や、12月の失業保険件申請件数減少を好感したポンドじり高に連れて、1.0839ドルまで小幅にレンジ上限を広げたものの動意は限られた。ポンドドルは対ドルで1.2230ドル、対円でも157.53円まで上値を広げた。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では139.46円と、17時時点(139.38円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。139円前半から半ばで強い方向感はなかったものの、ドル円が一時129円付近へ持ち直したこともあって、ユーロ円も139.60円まで小幅に上値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.22円 - 129.15円
ユーロドル:1.0807ドル - 1.0839ドル
ユーロ円:138.83円 - 139.60円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。