欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、小安い

 11日の欧州外国為替市場でドル円は小安い。20時時点では146.67円と17時時点(146.74円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。日米株価指数の軟調推移などを背景にリスク回避の売りが進み、一時146.49円まで下押しして前週末安値に面合わせした。日銀はこの日、東証株価指数(TOPIX)が前場に2%超下げたにもかかわらず、株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを見送った。日銀がこれまでのETF買い入れパターンを崩したことで、早期政策修正を巡る思惑が高まったことも相場の重しとなったようだ。もっとも、前週末安値の下抜けには至らず、その後は米10年債利回りが上昇に転じた影響もあって下げ止まった。

 ユーロ円も小安い。20時時点では160.48円と17時時点(160.56円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。全般に円買いが進んだ流れに沿って一時160.22円まで下落する場面があったものの、その後はドル円と同様に売りも一服した。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0941ドルと17時時点(1.0942ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。一時1.0933ドルまで本日安値を更新したが、売りの勢いも長続きはしなかった。なお、カジミール・スロバキア中銀総裁は「現時点での利下げは時期尚早」「利下げへの自信は6月にしか出てこない」などの見解を示した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.49円 - 147.16円
ユーロドル:1.0933ドル - 1.0953ドル
ユーロ円:160.22円 - 161.14円

(岩間)
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