欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 小動き

 12日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。20時時点では147.32円と17時時点(147.33円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。日本時間21時30分に予定されている2月米消費者物価指数(CPI)に注目が集まるなか、手控えムードが強く147.20円台-147円半ばのレンジ内で小幅の上下に始終している。

 ユーロドルは動意薄。20時時点では1.0934ドルと17時時点(1.0932ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。独・米長期金利の動向が鈍く、米CPI待ちムードが強いなか、1.0930ドル前後でのこう着相場が続いている。また、英賃金の伸びが予想を下回ったことを背景に売りに押されたポンドドルは1.2776ドルを安値に下げが一服するも、1.27ドル後半で戻りが鈍い。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では161.08円と17時時点(161.06円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。一時160.90円割れまで売りに押されたが、日欧株価指数の底堅い動きも支えに161.20円台に切り返し、161円前半で下値の堅い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.62円 - 147.60円
ユーロドル:1.0921ドル - 1.0939ドル
ユーロ円:160.28円 - 161.44円

(金)
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