東京外国為替市場概況・12時 ドル円、頭打ち

 22日の東京外国為替市場でドル円は再び上昇も頭打ち。12時時点では151.63円とニューヨーク市場の終値(151.62円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。「152.00円にあるノックアウト(消滅)条件がついたオプション(OP)を狙う動きがあった」(市場筋)ようで、151.86円まで再び上昇。しかし、151.75円や152.00円に置かれた本日NYカットのオプション(OP)前後の重さもあるためか、つけにいく動きに持ち込めず。一時151.42円まで下落して小幅に日通し安値を更新するなど、やや荒っぽい上下となった。

 ユーロ円は下落。12時時点では164.35円とニューヨーク市場の終値(164.66円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の頭打ちや、一時270円高程まで買われていた日経平均株価が28円程度まで上昇幅を縮小した動きが影響。昨日安値を割り込み、164.18円まで下値を広げた。

 ユーロドルもさえない。12時時点では1.0839ドルとニューヨーク市場の終値(1.0860ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円が上値を試した局面にじり安が進んだ動きに続き、ユーロ円の下落幅拡大も重しとなり昨日のレンジを下抜け。1.0839ドルまで下落した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.42円 - 151.86円
ユーロドル:1.0839ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:164.18円 - 164.82円

(関口)
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