東京マーケットダイジェスト・2日 ドル小幅高・株まちまち

(2日15時時点)
ドル円:1ドル=151.74円(前営業日NY終値比△0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=162.77円(▲0.15円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0727ドル(▲0.0016ドル)
日経平均株価:39838.91円(前営業日比△35.82円)
東証株価指数(TOPIX):2714.45(▲6.77)
債券先物6月物:145.46円(▲0.09円)
新発10年物国債利回り:0.740%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)           <発表値> <前回発表値>
3月マネタリーベース (前年同月比)      1.6%      2.4%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。9時過ぎに151.51円まで下押す場面があったものの、その後は仲値に向けた買いが入り、次第に下値を切り上げた。時間外の米10年債利回りが上昇したことも相場を支え、昨日高値の151.77円を上抜けて一時151.80円まで反発した。

・ユーロドルは小安い。1.07ドル台前半の限られたレンジ内推移となったが、米長期金利の上昇を受けて1.0725ドルまで値を下げた。

・ユーロ円はもみ合い。9時過ぎに162.62円まで下落した後、ドル円の上昇につれていったんは162.90円台まで切り返したが、ユーロドルが下落した影響も受けたことから再び上値が重くなった。

・日経平均株価は反発。昨日の米国株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継いで半導体関連株に買いが入ったほか、外国為替市場で円安・ドル高が進んだことを手掛かりに輸出関連株も上昇した。一方で、国内機関投資家から期初に絡んだ売りが観測され、上値を抑制した。

・債券先物相場は3日続落。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行し、一時145円39銭まで下押しした。もっとも、一巡後はやや下げ幅を縮小。10年物国債入札が「堅調な結果だった」と受け止められると、需給の引き締まりが意識されて買い戻しが入った。

(岩間)
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