東京マーケットダイジェスト・29日 ユーロ小幅安・株高

(29日15時時点)
ドル円:1ドル=151.35円(前営業日NY終値比▲0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=163.05円(▲0.22円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0775ドル(▲0.0014ドル)
日経平均株価:40369.44円(前営業日比△201.37円)
東証株価指数(TOPIX):2768.62(△17.81)
債券先物6月物:145.67円(▲0.21円)
新発10年物国債利回り:0.725%(△0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)         <発表値>  <前回発表値>
3月東京都区部CPI(生鮮食料品除く総合、前年比)
                     2.4%     2.5%
2月完全失業率               2.6%     2.4%
2月有効求人倍率             1.26倍     1.27倍
2月商業販売統計速報(小売業販売額、前年比)
                     4.6%    2.1%・改
2月鉱工業生産・速報値
前月比                  ▲0.1%   ▲6.7%
前年比                  ▲3.4%   ▲1.5%
2月新設住宅着工戸数 (前年比)       ▲8.2%   ▲7.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下げ渋り。年度末の仲値にかけて売りが強まり、10時前には一時151.20円まで値を下げた。もっとも、昨日安値の151.15円付近がサポートとして働くと151.40円台まで下げ渋った。

・ユーロドルは小安い。手掛かり材料を欠く中ではあったが、昨日安値の1.0775ドルを下抜けて一時1.0774ドルまで値を下げた。

・ユーロ円も小安い。ドル円につれて売り先行となったほか、その後も戻りの鈍さを手掛かりにした売りが進み、一時162.94円まで下押しした。

・日経平均株価は反発。前日の米国株式市場でダウ平均が過去最高値を更新したこともあり、この日の東京市場でも投資家のリスク許容度拡大を意識した買いが入った。株価指数先物主導で次第に上げ幅を拡大し、指数は一時350円超上昇する場面も見られた。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。週末を前に利益確定目的の売りが観測されたほか、米金利の先高観も国内金利の上昇圧力につながり、相場の重しとなった。

(岩間)
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