東京マーケットダイジェスト・3日 ユーロ小幅高・株安

(3日15時時点)
ドル円:1ドル=151.59円(前営業日NY終値比△0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=163.34円(△0.12円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0775ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:39451.85円(前営業日比▲387.06円)
東証株価指数(TOPIX):2706.51(▲7.94)
債券先物6月物:145.47円(△0.01円)
新発10年物国債利回り:0.760%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。日経平均株価の下落を手掛かりにリスク回避の売りが先行し、昨日安値の151.47円を下抜けて一時151.44円まで値を下げた。その後は仲値に向けた買いなども入ったことで151.64円まで反発する場面があったものの、総じて151円台半ばでのもみ合いとなった。

・ユーロドルは小動き。1.0770ドルを挟んだ小動きとなった。一時1.0779ドルと昨日高値に面合わせする場面があったが、買いの勢いは続かなかった。

・ユーロ円は小高い。日本株安を受けて163.07円まで弱含む場面があったものの、その後はドル円やユーロドルがやや上昇し、日経平均が下げ幅を縮小したことをながめ、163.38円まで切り返した。

・日経平均株価は反落。前日の米国株式相場が下落した影響を受けたほか、朝方に台湾付近で発生した地震の影響なども懸念され、株価指数先物主導で朝方から売りが先行した。指数は620円超安まで下押す場面もあったが、一巡後は半導体関連株の一角に押し目買いなどが観測され、やや下げ幅を縮小した。

・債券先物相場は4営業日ぶりに小幅反発。前日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売り先行となったが、日銀の国債買い入れオペで買い入れ金額が据え置かれると、一部で減額も予想されていたことから債券には買い戻しが入った。国債買い入れオペを無難に消化し、引け前には債券相場も持ち直した。

(岩間)
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