東京マーケットダイジェスト・8日 円安・株高

(8日15時時点)
ドル円:1ドル=151.79円(前営業日NY終値比△0.17円)
ユーロ円:1ユーロ=164.45円(△0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0834ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:39347.04円(前営業日比△354.96円)
東証株価指数(TOPIX):2728.32(△25.70)
債券先物6月物:145.22円(▲0.16円)
新発10年物国債利回り:0.780%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)           <発表値>     <前回発表値>
2月毎月勤労統計(現金給与総額)(前年同月比) 1.8%       2.0%
2月国際収支速報
経常収支(季節調整前)       2兆6442億円の黒字  4570億円の黒字・改
経常収支(季節調整済)       1兆3686億円の黒字 2兆7463億円の黒字・改
貿易収支                2809億円の赤字 1兆4427億円の赤字
3月 景気ウオッチャー調査
現状判断指数                 49.8       51.3
先行き判断指数                51.2       53.0

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。日経平均株価が大幅高で寄り付いたほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて買いが先行。先週末高値の151.75円を上抜けて151.82円まで値を上げた。もっとも、バリアオプションが観測されている152.00円が重要なレジスタンスとして意識されているうえ、政府・日銀による介入警戒感もあることから一段高ともならず、その後は高値圏で推移している。

・ユーロ円は底堅い。日本株高やドル円がじり高となったことを支えに買いが強まると一時164.54円まで値を上げた。もっとも、ドル円と同様、高値警戒感が高まるなかでさらに上値を試す展開にもならなかった。

・ユーロドルは小動き。東京市場での動意は乏しく、1.0830ドルを挟んで方向感を欠いた。

・日経平均株価は反発。先週末の米国株式相場が上昇した流れを引き継ぐ形で週明けから買いが優勢となり、指数は一時600円超上昇した。ただ、後場に入ると利食い売りが持ち込まれる形で上げ幅を縮めた。

・債券先物相場は反落。前週末の米国債券相場が下落した流れを引き継ぎ、序盤から売りが優勢となると一時145.16円まで下落した。もっとも、日銀の国債買い入れオペが強めの結果だったことが伝わると買い戻しが入る場面があった。


(越後)
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